イタリアに大打撃、モントリーボが脚骨折
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【6月1日 AFP】サッカー国際親善試合は31日、各地で行われ、イタリアは0-0でアイルランドと引き分けた。
イタリアは、リカルド・モントリーボ(Riccardo Montolivo)が脚を骨折し、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)に向けて大打撃を受けた。
ACミラン(AC Milan)で主将を務めるモントリーボは、フラム(Fulham)の本拠地クレイヴン・コテージ(Craven Cottage)で行われた試合の序盤、アイルランドのアレックス・ピアース(Alex Pearce)からタックルを受けて負傷した。
この日の主将を務め、数分間の治療を受けたモントリーボは、ピッチから運び出される際に「骨折している」と口を動かしているようだった。
イタリア代表の医療スタッフは、「モントリーボは、われわれの見立てでは脛骨(けいこつ、むこうずねの骨)を骨折した。X線の写真を見ていないので、どの程度かはわからないが、骨折は手術が必要になるだろう」とコメントした。
モントリーボはW杯欧州予選で7試合に出場し、チームの鍵を握る選手になるとみられていた。
そのモントリーボに代わって途中出場したアルベルト・アクイラーニ(Alberto Aquilani)も負傷により前半終了後に交代となり、クラウディオ・チェーザレ・プランデッリ(Claudio Cesare Prandelli)監督はさらに頭を痛める状況となっている。
14日に控えるイングランドとのW杯初戦を前に、プランデッリ監督は代表候補30人から登録メンバーの23人をいまだに絞り込んでいない。指揮官は、モントリーボの代役に誰を据えるかを決断を迫られている。(c)AFP