【5月25日 AFP】米国の求人・キャリア情報サイト、グラスドア(Glassdoor)は、労働者が「最も働きたい国内企業」のランキング上位25社を発表した。

 給与額が高く、福利厚生が最も充実した企業は1位から順に、インターネット検索大手グーグル(Google)、会員制倉庫型店コストコ(Costco)、交流サイト(SNS)最大手のフェイスブック(Facebook)だった。3位のフェイスブックは、従業員の自主性を重視している点が高く評価された。

 4位はソフトウェア企業のアドビ(Adobe)で、上位5社に入ったのは、福利厚生が突出して充実していたコストコを除き、すべてハイテク関連企業という結果になった。

 トップのグーグルは1年の基本給が11万9000ドル(約1210万円)。従業員はジムやコインランドリー、ビリヤード台、ペット預かりサービスなどを無料で使用することができる。ただし、同社に8年勤務したという元従業員によると「週末に休んだり、休暇を取ったりした人を1人も知らない」という。

 発表された順位の最下位となる25位は、国内で従業員5000人以上を抱えるインターネット競売大手のイーベイ(eBay)だった。この調査では各企業について、少なくとも75人の従業員(元従業員を含む)が回答した。(c)AFP