【5月21日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)のアシュリー・コール(Ashley Cole)が20日、クラブからの退団を発表し、「新たな旅路」に期待していると語った。

 2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)のイングランド代表メンバーから外れ、代表から引退した33歳のコールは、6月30日に契約の切れるチェルシーを後にすると、ツイッター(Twitter)上で表明した。

「代理人とともに来シーズンのプレー先の選択肢を判断しているところだけど、その中に残念ながらチェルシーは含まれていない」

「8年間をチェルシーFCに感謝するよ。多くの苦楽とともに、すべてのスタッフや選手と戦えたことは光栄だった」

「そして、僕は人生の新たな旅路を探すつもりだ。これまでと同じように楽しさにあふれ、言うまでもなく、何かを勝ち取れればと思っている」

 コールはその後、ツイッターアカウントのプロフィル欄から「チェルシーとイングランド代表の左サイドバック」の部分を消去した。

 長らくチェルシーとイングランド代表で要となっていたコールだが、今季はジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督の下で控え選手となっていた。

 今季リーグ戦を3位で終えたチェルシーでは、左サイドバックとしてセサル・アスピリクエタ(Cesar Azpilicueta)が重用されていた。コールは、1シーズンのリーグ戦出場数としては過去最低の17試合に終わっていた。(c)AFP