【5月15日 AFP】タイの首都バンコク(Bangkok)の反政府デモ拠点で15日未明、爆発と銃撃があり、2人が死亡、21人が負傷した。医療当局と警察がAFPの取材に明らかにした。

 警察によると、民主記念塔(Democracy Monument)周辺に設置されたデモ拠点にM79榴弾が2発撃ち込まれ、さらに銃撃が続いた。死亡した2人はデモ参加者と、デモ隊の警護をしていた人物だという。

 タイで6か月にわたり続く反政府デモは、これまでにも銃撃や爆発物による攻撃を受けてきており、15日の事件によって一連の攻撃による死者数は27人となった。(c)AFP