【5月4日 AFP】米国競馬のG1レース、第140回ケンタッキーダービー(140th Kentucky Derby、3歳、ダート約2000メートル)が3日、米ケンタッキー(Kentucky)州ルイビル(Louisville)のチャーチルダウンズ競馬場(Churchill Downs)で開催され、ビクター・エスピノーザ(Victor Espinoza)騎手騎乗のカリフォルニアクローム(California Chrome)が優勝を飾った。

 本命のカリフォルニアクロームは、アンクルサイ(Uncle Sigh)やチトゥ(Chitu)を最後の直線の入り口で突き放すとそのままその他の19頭を抑え、5連勝で米三冠の初戦を制した。

 調教師のアート・シャーマン(Art Sherman)氏は、これまでの記録を1歳更新し、77歳で最高齢の優勝調教師となった。

 2着にはコマンディングカーヴ(Commanding Curve)、3着にはダンザ(Damza)が続いた。

 カリフォルニアクロームのオーナー、スティーブ・コバーン(Steve Coburn)氏は、2週間後に開催される三冠の第2戦、第139回プリークネス・ステークス(139th Preakness Stakes、3歳、ダート約1900メートル)と6月7日に開催される、同第3戦の第146回ベルモント・ステークス(146th Belmont Stakes、3歳、ダート約2414メートル)への同馬の出走を表明している。(c)AFP