【5月4日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)開幕を40日後に控えた2日夜、カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)2部の試合終了後にファンが衝突し、便器を投げられたファンの1人が死亡した。

 ブラジル国内のテレビ局グロボ(Globo)のウェブサイト「G1」は、ブラジル北東部のレシフェ(Recife)に拠点を置くサンタクルスFC(Santa Cruz FC)が、ホームでパラナ・クルーベ(Parana Clube)と1-1で引き分けると、スタジアムの外では暴動が発生したと報じている。

 地元警察によると、ファン同士が試合会場となったアルーダ・スタジアム(Arruda stadium)の外で衝突し、引き抜かれた便器が集団に投げつけられ、その内の1人が死亡したと明かしている。

 グロボはさらに3人が負傷し、1人が重傷だと伝えた。

 レシフェはW杯が開催される12都市の1つで、試合は今回の事件が発生したスタジアムとは別のアレナ・ペルナンブコ(Arena Pernambuco)で行われる。(c)AFP