【4月30日 MODE PRESS】2011年に米ニューヨークのメトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)で開催され、大成功を収めた故アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)の回顧展「Alexander McQueen: Savage Beauty」が2015年3月14日から7月19日まで、英ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert MuseumV&A)で開催されることになった。

 V&Aのディレクター、マーティン・ロス(Martin Roth)氏は、「革新的で非凡な才能を持っていた同氏のエキシビションをロンドンで開催できることに非常に興奮しています。マックイーン氏が育ったのも、学んだのも、また、グローバルな成功を収めたブランドの拠点を据えたのもここロンドンです。ですから今回の展覧会をV&Aで開催するというのは、彼の作品を故郷に持ち帰ってきたような感覚です」と語った。

 展示作品は、1992年に発表された卒業コレクションから最近のものまで多岐にわたる。NYで開催されたオリジナルのものを、クレア・ウィルコックス(Claire Wilcox)氏とアンドリュー・ボルトン(Andrew Bolton)氏が再編集して展示する予定だ。

 「アレキサンダー・マックイーン」のジョナサン・アケロイド(Jonathan Akeroyd)CEOは「マックイーンの遺した作品を記念するものとして、また次世代の人たちへのインスピレーション源として、彼の幻想的な作品の数々をロンドンで展示できることを非常に誇りに思います」とコメントした。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS