【4月25日 Relaxnews】1つの屋根で構成された空港ターミナルとしては世界最大となる施設の完成予定図が公開された。

 イスタンブール・グランド空港(Istanbul Grand Airport)のターミナル1は、乗客の流れを良くするレイアウト設計と、幾何学的なアーチ型天井が特徴。面積はおよそ100万平方メートル。

 天井からは自然光を取り入れ、チェックインカウンターや保安検査場、入国検査場、ショップなどの重要なエリアでは、その光がスポットライトのように増幅されて当てられる仕組みになっている。

 デザインはモダンで機能的。広々としたプラザとシームレスに一体化した前庭を備える。

 6本の滑走路を擁する新空港のプロジェクトを手掛けるのは、GrimshawNordic Office of ArchitectureHaptic Architectsからなる国際的な建築チームだ。

 トルコ・イスタンブール(Istanbul)から35キロ、黒海沿岸に建設される新空港のターミナルは完成までに4段階を経る。第1段階で完了する部分は2018年にオープン予定で、年間9000万人の乗客の受け入れを目指している。すべての段階が完了すると、年間1億5000万人規模の旅客ターミナルになるという。(c)Relaxnews/AFPBB News