【4月24日 AFP】来日中のバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は24日、迎賓館で安倍晋三(Shinzo Abe)首相との会談後に記者会見し、米国の日本に対する防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用対象には、尖閣諸島(Senkaku Islands)も含まれると明言した。

 記者会見でオバマ氏は「(日米安全保障条約)第5条は、尖閣諸島を含む日本の領土全てに適用される」と言明。さらに「このことは、一方的な変更の対象となるべきではないとわれわれは考える」と指摘した上で、「これは新たな見解ではなく、一貫したものだ」「日米両国は、海事問題を含む地域の紛争に結束して対応し、対話を通じて平和的な解決を目指す」 などと語った。(c)AFP