マンU解任のモイーズが犯した5つの過ち
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■選手の監督不信
両者ともに繰り返し否定しているが、モイーズ監督とロビン・ファン・ペルシー(Robin van Persie)の間には確執があったと言われており、モイーズ監督が上手くいかなかったことの大きな要因の1つにも見える。
前シーズンに得点を量産し、ユナイテッドのリーグ優勝の立役者となったファン・ペルシーだが、不愛想なモイーズ監督の下ではプレーに対する意欲をほとんど欠いており、効果的にチームを操縦したファーガソン監督との人心掌握術の差を浮き彫りにさせた。
モイーズ監督はまた、ネマニャ・ビディッチ(Nemanja Vidic)、ライアン・ギグス(Ryan Giggs)、リオ・ファーディナンド(Rio Ferdinand)らの年長の選手からも信頼を得ることができなかった。監督と選手との溝が初めて明らかになったのは前年12月のことで、ファーディナンドが同監督のメンバー発表が遅いことを公然と批判し、「頭がおかしくなりそうだ」とコメントした。