【4月22日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は21日、ロシア語話者や帝政ロシア、旧ソ連、現在のロシアに親族がいる人のロシア国籍取得を簡素化する修正法案に署名した。

 ロシア政府は、外国籍あるいは国籍を持たない人で母語がロシア語と認められた人のロシア国籍取得手続きを簡素化するものだと説明している。

 ロシアのテレビによれば、国籍取得の手続きは3か月で終わるように制度設計されているという。ロシア国籍を取得するためは、他の国籍は放棄する必要がある。

 申請者は、面接で「家庭や文化的な文脈」のロシア語を使用して母語がロシア語であることを証明する必要があるという。

 加えて本人または直系親族が現在のロシアあるいは旧ソ連、帝政ロシア時代の領土に現在も住んでいるか、かつて居住していたことがロシア国籍取得の条件になる。(c)AFP