【4月21日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・ベティス(Real Betis)のパウロン(Paulo Afonso Santos Junior "Paulao")が、20日に行われたラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)戦でチームの2失点に絡んだ後、交代を申し出た。

 ブラジル人DFのパウロンは、不用意な短いパスからラージョのルベン・ロチーナ(Ruben Rochina)に先制点を許すと、同32分にはアナイツ・アルビジャ(Anaitz Arbilla)のクロスからオウンゴールを献上した。

 これで意気消沈し交代を申し出たパウロンは、ガブリエル・カルデロン(Gabriel Calderon)監督いわく、精神的に試合を続行できる正常な状態ではなかったという。

 指揮官は、「私のサッカー経験から、彼の交代を考えていた。そして、彼も同じことを考えていたことは明らかで、交代を申し出てきた。最後まで試合を続けることが無理なのは明白だった」と述べた。

 ベティスは、1-3で試合に敗れた。これで今季22敗目を喫したベティスは、残り4試合で残留圏内に勝ち点10差となり、数字的に見て降格に追い込まれている。(c)AFP