【4月21日 AFP】13-14イングランド・プレミアリーグは20日、第35節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は0-2でエバートン(Everton)に敗れた。

 デビッド・モイーズ(David Moyes)監督にとっては、退任後初めてとなる古巣エバートンの本拠地での試合だったが、勝利を飾ることはできなかった。

 試合開始前には軽いブーイングでスタジアムに迎えられたモイーズ監督だったが、それよりも痛かったのは、この敗戦で欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)出場の可能性が完全に消滅したことだろう。

 同日、リバプール(Liverpool FC)が3-2でノリッジ・シティ(Norwich City)に勝利する前の段階では、敵地での戦績がリーグ1位だったユナイテッドだが、躍動するロベルト・マルティネス(Roberto Martinez)監督のエバートンに完敗を喫した。

 エバートンは前半28分、ユナイテッドから補強のターゲットとされながら、1月にクラブと新たな長期契約を結んだレイトン・ベインズ(Leighton Baines)がPKを決めて先制すると、ハーフタイム直前にケヴィン・ミララ(Kevin Mirallas)がチーム2得点目を決めた。

 対するユナイテッドは反撃の糸口を見出すことができず、苦境にあるチームは2014年の公式戦10敗目、今季のリーグ戦11敗目を喫した。

 一方、昨年12月の対戦でも敵地オールド・トラフォード(Old Trafford)で1-0の勝利を挙げているエバートンは、グディソン・パーク(Goodison Park)での19回目のユナイテッドとのリーグ戦で3勝目を挙げ、残り3試合となったリーグ戦で4位アーセナル(Arsenal)との勝ち点1差を維持した。