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チョコレートバーで武装、ソチに向かえとハイジャック未遂 香港

2014年4月20日 15:53 発信地:香港/中国

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チョコレートバーで武装、ソチに向かえとハイジャック未遂 香港
キャセイパシフィック航空(Cathay Pacific Airways)の旅客機。フランス・トゥールーズ(Toulouse)の空港で(2013年7月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/REMY GABALDA

【4月20日 AFP】今年2月、キャセイパシフィック航空(Cathay Pacific Airways)便に搭乗し、機内に爆弾を仕掛けたとうそをついて脅した上、大きなチョコレートバーを刀のように振りかざして当時冬季五輪が開催されていたロシアのソチ(Sochi)へ向かうよう要求したとして逮捕・起訴されたフィンランド人の男(23)の裁判が17日、香港(Hong Kong)で開かれた。香港紙が18日、伝えた。

 この騒ぎは2月14日、オランダ・アムステルダム(Amsterdam)から香港に向かっていた機内で発生。被告は旅客機内での迷惑行為と、「爆弾の存在に関する虚偽の情報提供」の罪に問われている。

 香港の英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(South China Morning Post)が報じたところによると、大きなトブラローネ(Toblerone スイスのチョコレートバー)で「武装」した被告は、客室乗務員に同機を「乗っ取る」と告げ、針路を変更し冬季五輪開催地のソチへ向かうよう要求した。

 離陸後6時間たったころに操縦室に近づいたとされる被告は、単なる「面白半分の冗談」だったとして、無罪を主張したという。

 公判で証言に立った37歳の客室乗務員は、「被告は、『今飛行機を乗っ取ろうとしている。ソチ五輪を見たいから今すぐ飛行機から降ろせ』と言った」として、「被告が同機を危険にさらそうとしていると感じた」と話した。さらに、同被告が爆弾で脅迫しようとしていたことも明かしたが、精神不安定で口から出任せを言っているものと判断した乗務員らは機内の捜索も行わなかったとしている。

 また別の乗務員は、被告がこのチョコレートバーを「刀を持つような格好で」握っていたと証言した。

 自席に戻るよう指示され、そこで手と脚を拘束された被告は、香港に着陸すると同時に逮捕されたという。サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると、被告は精神の健康に問題があり、逮捕後に精神病施設に送られたことがこれまでの公判で明らかにされている。(c)AFP

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