【4月20日 AFP】女子テニス、国別対抗戦のフェドカップ(2014 Fed Cup)は20日、ワールドグループ1部の準決勝が各地で行われ、ドイツが22年ぶりの決勝進出を決めた。

 ドイツは、世界ランク7位のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber)が元全米オープン(The US Open Tennis Championships)覇者のサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur)相手に第1セットを落とすも、2時間14分に及ぶフルセットの末に4-6、6-0、6-4で逆転勝利を収めた。

 オーストラリアに3連勝したドイツは、決勝でチェコ対イタリアの勝者と対戦する。

 左利きのケルバーは、最初のセットを落としてから7ゲームを連取して流れをつかむと、世界ランク19位のストーサーを退け、ドイツに貴重な3勝目をもたらした。

 ドイツが最後に優勝を飾ったのは1992年大会で、往年の名選手シュテフィ・グラフ(Steffi Graf)とアンケ・フーバー(Anke Huber)がチームをけん引し、スペインを下した。

 3試合を先取したチームが勝ち上がるフェドカップで、ドイツは19日のシングルス2試合を制し、決勝進出に王手をかけていた。(c)AFP