【4月19日 AFP】膝の十字じん帯を断裂した、サッカーコロンビア代表のラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)の執刀医は18日、ファルカオはW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に間に合う見通しではあるが、100パーセントまで回復しないリスクがあることを明らかにした。

 ファルカオの執刀医を務めたジョゼ・カルロス・ノローニャ(Jose Carlos Noronha)氏は、ポルトガルのLUSA通信に対し、「私は彼がW杯出場メンバーに名を連ねると考えている。しかし、世界最高レベルの戦いが開幕するまでに、ファルカオの状態は100パーセントまで回復しないだろう」と語った。

 W杯でコロンビア代表躍進のカギを握っているとされるファルカオは、1月22日に行われたフランス杯(French Cup 13-14)で負傷し、それから3日後にポルトガルのポルト(Porto)で手術を受けていた。

 一方、ノローニャ氏はハムストリングスを痛めて欠場が続いているポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の回復状況についてはコメントを拒否した。

「ロナウドのけがはファルカオとは違う。彼は現在レアル・マドリード(Real Madrid)で治療を受けている。だから私は話せる立場にはない」

(c)AFP