【4月18日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は17日、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が左足の負傷により4週間離脱すると発表した。

 離脱したネイマールは、今シーズン中に戦列復帰することは難しい可能性もあり、リーグ優勝に望みをつなぎたいバルセロナとしては大きな痛手となった。

 クラブの発表によると、22歳のネイマールはバルセロナが1-2で敗れて優勝を逃した、レアル・マドリード(Real Madrid)とのスペイン国王杯(Copa del Rey 2013-14)決勝で負傷した。

 今回の負傷により、ネイマールは少なくともアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)、ビジャレアル(Villarreal CF)、ヘタフェ(Getafe CF)とのリーグ戦を欠場することになる。

 しかしながら、優勝がかかった大一番になる可能性もある最終節のアトレティコ・マドリード(Atletico Madrid)戦に関しては、わずかながら出場への希望が残されている。

 ネイマール負傷の知らせには、ブラジル代表を率いるルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督も気が気ではないだろう。ブラジル代表は6月から始まる母国開催のW杯(2014 World Cup)で6度目の優勝を目指しており、ネイマールにはチームをけん引する役割が期待されている。

 バルセロナではまた、同じ国王杯決勝でスペイン代表のジョディ・アルバ(Jordi Alba)もハムストリングを痛め、少なくとも3週間離脱することが発表されており、両選手の離脱は、故障者が続出しているチームにとってさらなる悪いニュースとなった。(c)AFP