【4月18日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・オープン(Monte Carlo Masters 2014)は17日、モナコのモンテカルロ(Monte Carlo)でシングルス3回戦が行われ、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-4、6-1でアンドレアス・セッピ(Andreas Seppi、イタリア)を下し、準々決勝に進出した。

 セッピとの対戦で戦略の見直しが必要だと感じたとコメントしたナダルは、次戦で第6シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)と対戦する。フェレールは6-4、6-2で第12シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)を退けていた。

 マッチポイントを迎えたあとサービスエースで締めくくり、クレーコートで通算300勝目を飾ったナダルだが、約30年前にアルゼンチンのギレルモ・ビラス(Guillermo Vilas)氏が樹立したクレーコートの歴代記録、通算644勝183敗に到達するにはまだ長い道のりが待っている。

 ナダルは3回戦で勝利したあと、「ここまで来るために、やるべきことをやってきた」と語った。

「だが、ダビド(・フェレール)との試合は決して容易ではない。最高のプレーをみせないと負けてしまう。とにかく、準々決勝までたどり着いてうれしいよ」

(c)AFP/Scott Williams