【4月17日 AFP】13-14イングランド・プレミアリーグは16日、第26節延期分の試合が行われ、エバートン(Everton)は2-3でクリスタルパレス(Crystal Palace)に敗れた。

 エバートンはホームで敗れて連勝が7で止まり、前日アーセナル(Arsenal)に奪われていた4位の座を取り戻す機会を生かせなかった。

 前日にアーセナルがウェストハム(West Ham)を下すなかで、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)出場を目指すエバートンは勝ち星を挙げることができず、リーグ戦残り4試合でアーセナルと勝ち点1差の5位にとどまっている。

 クリスタルパレスはジェイソン・パンチェオン(Jason Puncheon)とスコット・ダン(Scott Dann)が得点を決めて2点を先行すると、交代出場のスティーヴン・ネイスミス(Steven Naismith)に1点を返されたが、後半28分にキャメロン・ジェローム(Cameron Jerome)の得点で突き放した。

 エバートンもケヴィン・ミララス(Kevin Mirallas)が試合終了4分前に得点を挙げて詰め寄ったが、トニー・ピューリス(Tony Pulis)監督率いるクリスタルパレスは勝利を譲らず、残留の目安と言われる勝ち点40に到達した。

 最下位に沈んだ時期もあり、前年11月末にイアン・ホロウェイ(Ian Holloway)前監督にピューリス監督が代わって就任した時点では、残留圏内と勝ち点6差があったクリスタルパレスだが、リーグ戦での連勝を伸ばし、降格はまず間違いなく避けられる見込みとなった。(c)AFP