【4月2日 AFP】(一部更新、写真追加)米当局によると、南米チリ沖で1日、マグニチュード(M)8.2の地震があり、チリ、ペルー、エクアドルの3か国に津波警報が発令された。

 米地質調査所(US Geological SurveyUSGS)によると、地震は現地時間の午後8時46分(日本時間2日午前8時46分)に発生。震源はチリ北部沿岸イキケ(Iquique)から83キロの沖合で、震源の深さは10キロ。USGSは当初、マグニチュードを8.0と発表していた。

 米ハワイ(Hawaii)の太平洋津波警報センター(Pacific Tsunami Warning Center)は津波警報を発令し、コロンビア、パナマ、コスタリカに津波注意報を出した。同センターはこの地震で2メートルを超える津波が発生したと発表した。

 同じく津波警報を発令したチリ当局は、地震の規模をM7.9としている。チリ当局は住民に高い場所に避難するよう命じた。エクアドルとペルーも津波警報を出した。