【3月24日 AFP】男子テニスのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)は、故障を抱えていた左手首の診察を受けるため米ミネソタ(Minnesota)州の医師を訪れたあと、24日に手術に踏み切ることを発表した。

 世界ランキング8位のデルポトロは、1月のアピア国際(2014 Apia International Sydney Tennis Tournament)で優勝した数日後の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2014)初戦から、このけがに悩まされてきた。

 デルポトロはドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2014)とインディアン・ウェルズ(Indian Wells)で行われたBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2014)を棄権し、マイアミで開催中のソニー・オープン2014(Sony Open 2014)も欠場している。

 デルポトロはフェイスブック(Facebook)で、「試合で戦える状態にすべく、しばらく治療を行ってきたが、本日、新たな検査を行った結果、医師から左手首を治療するための手術が必要だと診断された」と明かした。

 「決断は容易ではないし、自分のプロ生活のなかで、これは満足できるものではない。これまでにも、同じような状況を経験してきたが、ツアーを欠場することが、どれほどつらいことか分かっている」

 復帰までにどれくらいかかるか見通しがついていないデルポトロは、2009年の全米オープン(The US Open Tennis Championships)で優勝を飾りながらも、右手首の手術を受け、翌年の大会を欠場している。(c)AFP