【3月23日 AFP】オーストラリア連邦科学産業研究機構(Commonwealth Scientific and Industrial Research OrganisationCSIRO)によって背中に1.5ミリのセンサーチップを貼り付けられた体長8ミリのクインスランドミバエ(Queensland fruit fly)。

 クインスランドミバエはオーストラリアに広く生息し、69億オーストラリア・ドル(約6400億円)規模の同国の園芸農業にとって深刻な脅威となっている。CSIROの研究者らは、幼虫が本来の性別と無関係に生殖能力のないオスに成長するような遺伝子をクインスランドミバエの幼虫に入れる研究を進めている。(c)AFP