ニックスが7連勝、ジャクソン社長就任後初戦で白星
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【3月20日 AFP】13-14NBAは19日、各地で試合が行われ、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)は92-86でインディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)を破った。
このところ息を吹き返しつつあるニックスは、カーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)が34得点、アマレ・スタウドマイアー(Amare Stoudemire)が21得点を挙げ、フィル・ジャクソン(Phil Jackson)氏の球団社長就任を7連勝で祝った。
就任後わずか2日のジャクソン氏が初観戦に訪れる中、ニックスは新社長を落胆させることなく、首位ペイサーズを破った。
68歳のジャクソン氏が試合開始前に紹介されると、本拠地マディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)はスタンディング・オベーションで迎えたが、1万9812人の観客にとってうれしいことはそれだけにとどまらなかった。ニックスは第1クオーターの中盤に先行すると、その後は相手に1度もリードを許さなかった。
シーズン終盤になってプレーオフ出場へ追い上げをかけているニックスは、センターのタイソン・チャンドラー(Tyson Chandler)がゲームハイとなる14個のリバウンドを獲得して勝利に貢献した。
イースタンカンファレンスのプレーオフ進出最終枠である8位アトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)とニックスのゲーム差は、レギュラーシーズンの残り14試合となる中、4にまで縮まっている。
ジャクソン氏は18日に球団社長に招へいされると、チームを低迷から脱却させると宣言した。翌日には練習施設でマイク・ウッドソン(Mike Woodson)ヘッドコーチと会談し、試合前にはロッカーを訪れて選手とも顔を合わせた。
球団と5年契約を結んだジャクソン社長は、特に期限を定めず、チームの復活を目指そうとしている。ニックスは1973年を最後にNBAのタイトルから遠ざかっており、ファイナルも1999年を最後に進出できていない。
ペイサーズはランス・スティーブンソン(Lance Stephenson)が21得点9リバウンド、ロイ・ヒバート(Roy Hibbert)が20得点を記録したが、連勝は4で止まった。
ポール・ジョージ(Paul George)は17得点を挙げたもののフィールドゴール成功は17本中4本に抑えられ、チームも3ポイントシュート成功が23本中5本にとどまった。(c)AFP