【3月10日 AFP】テニス界のスーパースター、マリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)とセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)の間には、時として緊迫した空気が流れるが、ファッションという共通の趣味を通じてその関係が改善するかもしれない。

 米カリフォルニア(California)州インディアン・ウェルズ(Indian Wells)で開催されているBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2014)の初戦に勝利したシャラポワは、セレーナが自身のウエアについてツイッター(Twitter)上で「超かわいい」とコメントしたことを受け、うれしさを隠しきれない様子だった。

 シャラポワは驚きのあまり、「本当に?『超かわいい』って、彼女が言ったの?」と聞き返している。

 シャラポワとセレーナの舌戦は、昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)を控えたセレーナが、男子テニスのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)とシャラポワの交際を揶揄(やゆ)したことを発端に始まった。

 対するシャラポワは、セレーナの恋人でコーチを務めるフランス人のパトリック・ムラトグルー(Patrick Mouratoglou)氏を引き合いに出して激しく応戦した。

 両者はこれまで、表向きには場を取り繕ってきたが、今回のセレーナのツイートにはシャラポワも興味をそそられたようだ。

 シャラポワは、「私たちは、デザインを交換したほうが良いかもしれない」と語った。

「それぞれ、相手に知られないようにお互いのウエアをデザインするの。面白そうでしょ。どういう衣装なのか教えずに、最後にお披露目するのよ」