【3月6日 AFP】イタリア・セリエA、ACミラン(AC Milan)の本田圭佑(Keisuke Honda)は、復調は「時間の問題」と語り、クラブのファンに対して焦らないよう求めた。

 ロシア1部リーグのCSKAモスクワ(CSKA Moscow)から1月に加入した本田は、ミランのサポーターからブーイングを受けており、ここまでリーグ戦7試合で無得点という日本代表の本田に対して、地元イタリアの一部メディアは厳しい批判を向けている。

 5日に行われたニュージーランドとの国際親善試合の後、本田は「簡単ではないけれど、苦しみながら前進していく」と語った。

「やり続ければ必ず結果が出てくることが見えている。時間の問題かな」

 4-2で勝利したニュージーランド戦で本田は本職のトップ下に入り、2アシストを記録した。しかし、ミランのクラレンス・セードルフ(Clarence Seedorf)監督は、本田を右サイドやボランチで起用している。

 本田は報道陣に対し、自分はトップ下の「DNAを持ってい」て、「自分の家みたいな感じ」とコメントし、こう続けた。

「(他のポジションの)心地悪さをいかにポジティブに捉えるかだと思っています」

(c)AFP