【3月6日 AFP】ロシア・フリースタイル連盟(Freestyle Federation of Russia)は5日、ソチ冬季五輪の練習中に重傷を負い、入院を余儀なくされていた同国代表フリースタイルスキー選手のマリア・コミサロワ(Maria Komissarova)が、永久的に下半身まひが残る状態であることを明らかにした。

 23歳のコミサロワは女子スキークロスに出場を予定していたが、コースでの練習中に脊椎を骨折し、治療のためドイツに送られた。コミサロワのけがは、今大会で起こった事故の中でも最悪のものになってしまった。

 連盟は、「けがは重傷で、脊柱管の機能が回復していない」とドイツの病院側の見解を示し、「専門家の意見では、マーシャ(コミサロワの愛称)は特殊な機器を使えば自分の力で動き回ることが可能になる」と声明を出している。

 コミサロワは、あと10週間ドイツの病院で過ごしながら病状を確認し、長期間の治療とリハビリに入るという。

 先月、コミサロワは自身のインスタグラム(Instagram)で状態を報告していた。

「おへそから下の感覚がありません」

「でも、私は強い人間です。絶対にいつか、再び立ち上がってみせます」

 また、ロシアでの入院中には病床でウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の私的訪問を受けた。

 スキークロスは五輪の中でも特に豪快かつ危険性の高い競技で、ジャンプ台や障害物、傾斜のついたコーナーなどが散りばめられたコースを数人で滑降する。(c)AFP