【3月10日 AFP】(一部訂正)最先端のアダルトグッズの多くはデジタル化され、スマートフォンともリンクし、もはや電化製品のようなものだというメーカーもある。中国本土や香港を含む世界各地からアダルトグッズの24のメーカーやブランドが東京に集結し、最先端の製品を披露する見本市「PINK TOKYO」が、先月28日から3日間の日程で開催された。

 この種のイベントとしては国内最大級のPINK TOKYO。会場には、バラエティーに富んだバイブレーターやローション、人工女性器などが所狭しと並んだ。

 女性のためのアダルトグッズ専門店「ラブピースクラブ(Love Piece Club)」の北原みのり(Minori Kitahara)氏によれば、アダルトグッズはますます洗練され、スタイリッシュになっている。同氏は女性用のバイブレーターについて「最近の傾向は本当に音が静かで、素材も本当にいいものが多く、体に安心して使えるものが多い。(さらに)1年間の保証が付いていることが定番になってきていて、家電製品のように長く使い続けられる」と語った。

 また日本のアダルトグッズメーカー「レンズ(Rends)」は、「性家電」とうたう電動の人工女性器「A10サイクロン スタンドアローン(A10 Cyclone SA)」を出品した。長さ約30センチの円筒形のグッズは、パソコンやスマートフォンとの無線接続が可能で、回転スピードは7段階の調節ができる。同社は「家族が寝静まった後に、心ゆくまで使ってもらいたい」としている。(c)AFP