【3月4日 AFP】ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で開催されているカーニバルが最高潮を迎え、名門サンバスクールの各チームが優勝を目指して熱気漂うサンボドロモ(Sambadrome)で火花を散らしている。

 会場席のチケットを購入するために数百ドルを支払った外国人観光客を含む観客約7万人の目の前で、各チームのダンサーやパーカッション奏者たちが躍動し、会場は官能と至福に満ちた極彩色の空間に変貌した。

 カーニバルでは、メンバー数千人が所属するサンバスクール十数チームが栄誉あるタイトルを目指す。下位の成績に甘んじたチームは、下位リーグに降格する。

 リオデジャネイロの中心部に位置するサンボドロモは、ブラジル人の現代建築家オスカー・ニーマイヤー(Oscar Niemeyer)氏が設計し、今年で完成30周年を迎える。(c)AFP