【2月25日 AFP】23日に閉幕したソチ冬季五輪で、大会期間中に際立った6つの出来事を振り返る。

■マリット・ビョルゲン(Marit Bjoergen、ノルウェー)――クロスカントリースキーの女王

 クロスカントリースキーの女子30キロメートルフリーを制し、通算6個目の金メダルを獲得した33歳のビョルゲンは、五輪史上で最も偉大なスキー選手の一人となった。

 ビョルゲンは、元スピードスケート選手のリディア・スコブリコーワ(Lidia Skoblikova、旧ソ連)氏と、元クロスカントリースキー選手のリュボーフィ・エゴロワ(Lyubov Yegorova、ロシア)氏が持つ、女子選手の冬季五輪における金メダル最多獲得記録に並んだ。

 ビョルゲンは銀と銅を合わせると冬季五輪で通算10個のメダルを獲得しており、クロスカントリー選手だったステファーニア・ベルモンド(Stefania Belmondo、イタリア)氏とライサ・スメタニナ(Raisa Smetanina、旧ソ連)氏の記録と肩を並べた。