【2月18日 AFPBB News】昨シーズン、日本のプロ野球で大きな話題となったのは、前東北楽天ゴールデン・イーグルス、そして今年からニューヨーク・ヤンキースに移籍となった田中将大投手の大活躍と初優勝、そして王貞治さんの記録を塗り替えた、ウラディミル・バレンティン選手のシーズン60本のホームラン記録だったと思う。

 日本のプロ野球にはかつてメジャーリーグでプレーするにはもう少しという選手や、メジャーでピークを越えた選手が渡ってくるケースが多かったように思う。だが最近はメジャーでもまだまだ活躍できる選手たちが自ら希望して日本でプレーするパターンが増えてきている。

 私が日頃メジャーリーグを取材している中でも、選手たちが日本のプロ野球のことや日本での生活について尋ねてくることも多々あったので、メジャーの選手たちの中で日本のプロ野球に興味を持っている選手が増えているのは確かである。

 なぜ彼らが日本でプレーを希望するのか?その理由は大きく3つあると私は考えている。