【2月11日 AFP】シリア内戦の終結を目指すシリア和平会議の第2ラウンドが、スイスのジュネーブ(Geneva)で10日から始まったが、武力衝突の激化や、政府軍の包囲下にあるホムス(Homs)への支援困難について、シリア政権側と反体制側が互いを非難するなど険しい幕開けとなった。

 国連(UN)とアラブ連盟(Arab League)合同のシリア特別代表を務めるラクダール・ブラヒミ(Lakhdar Brahimi)氏は、開始から政権側と反体制側の代表団の間を往復したが、両者は1月末の第1ラウンドの協議を通して終始そうだったように非難の応酬を続けた。反体制側の代表団は、第2ラウンドで進展がなければ、第3ラウンドの席には着かないとけん制している。(c)AFP