【2月11日 AFP】ソチ冬季五輪で10日、本番を翌日に控えるスキージャンプ女子ノーマルヒルの最後の公式練習が行われ、高梨沙羅(Sara Takanashi)がこれまでの練習で最高のパフォーマンスを披露した。

 W杯で現在総合首位に立つ高梨は、3本すべてのジャンプで100メートル以上を記録し、そのうち2本でトップの成績を残した。

 高梨の最大のライバルとみられているオーストリアのダニエラ・イラシュコ・シュトルツ(Daniela Iraschko-Stolz)は、2本目でトップだったが、それ以外は3位に終わった。

 11日に冬季五輪の新種目として決勝が行われる女子スキージャンプは、17歳の高梨と30歳のイラシュコ・シュトルツによる一騎打ちとみられている。

 2012年にオーストリアのインスブルック(Innsbruck)で行われたユース冬季五輪で金メダルに輝いている高梨は、「全力を尽くして、とにかく飛びます」と語った。