【2月10日 AFP】ソチ冬季五輪のリュージュ男子一人乗りで9日、銅メダルに輝いたアルミン・ツェゲラー(Armin Zoeggeler、イタリア)は、冬季五輪としては新記録となる6大会連続でのメダル獲得となった。

 ツェゲラーは、2002年のソルトレークシティー冬季五輪と2006年のトリノ冬季五輪で金メダル、1998年の長野冬季五輪で銀メダルを手に入れているほか、銅メダルは、1994年のリレハンメル冬季五輪と2010年のバンクーバー冬季五輪に続いて3個目となる。

 夏季五輪では、フェンシングでハンガリーのアラダール・ゲレビッチ(Aladar Gerevich)と、カヌーでドイツのビルギット・フィッシャー(Birgit Fischer)が6大会連続でメダルを獲得している。

 この偉業について感想を求められたツェゲラーは、「自分にとっても、リュージュ界にとっても、イタリアにとってもいいことだ。とてもよかったと思うし、今回もメダルが取れてうれしいよ。いい経験になっている」と語った。

 しかし、2018年に冬季五輪が開催される韓国・平昌(ピョンチャン、Pyeongchang)で記録を更新する考えは、まったくないという。

「これが本当に最後の五輪だ」

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