【2月9日 AFP】ソチ冬季五輪は8日、クロスカントリー女子距離複合15キロメートルの決勝が行われ、ノルウェーのマリット・ビョルゲン(Marit Bjoergen)が38分33秒6で金メダルに輝いた。

 青空のラウラ・クロスカントリースキー&バイアスロン・センター(Laura Cross-Country Ski & Biathlon Center)で、ビョルゲンが今大会初の女子金メダリストになった。

 スウェーデンのハロッテ・カッラ(Charlotte Kalla)が銀メダル、ノルウェーのハイディ・ウェン(Heidi Weng)が銅メダルを獲得した。

 現在33歳のビョルゲンは、2010年のバンクーバー冬季五輪で3個の金メダルを獲得しており、今回が通算4個目となった。

 これによりビョルゲンは、ノルウェー出身のフィギュアスケーターで、1928年から1936年までに3個の金メダルを獲得したソニア・ヘニー(Sonja Henie)氏を上回り、ノルウェー史上五輪で最も成功を収めた女子選手となった。

 ビョルゲンはまた、この競技で金メダルを獲得した史上最高齢選手にもなっている。

 ビョルゲンは現在33歳324日で、2002年ソルトレークシティ―冬季五輪の女子15キロメートルフリースタイルで金メダルを獲得したイタリアのステファーニア・ベルモンド(Stefania Belmondo)氏の33歳27日を上回った。

 石田正子(Masako Ishida)はトップと1分34秒7差の10位だった。(c)AFP