■「ボルトとタッグ」の夢、敵は寒さ?

 ワッツはまた、母国ジャマイカの陸上・男子短距離のスター選手、ウサイン・ボルト(Usain Bolt)をボブスレーチームに勧誘するという夢も語った。

「僕ら(ジャマイカのボブスレーチーム)は、ここ(ソチ冬季五輪)では勝ち目がない。でも、僕らには世界最速の男、ウサイン・ボルトがついている」とワッツは述べた。

「ボルトはいつも僕らと一緒にいる。全世界が僕らを応援してくれるように、ボルトも僕らを支えてくれている。彼なら素晴らしいプッシャー(そりを押す役)になれるだろう。ただ、1つ問題があるんだ──彼は寒いのが嫌いなんだよ」

「でも、ボルトは以前、今度ジャマイカのボブスレーチームに加わってみようかな、と口にしたことがある。このチームに彼が加入したら最高だろう。僕のように強い男と、彼のように速い男なら、最高のタッグが組める」