【2月1日 AFP】中央アフリカの首都バンギ(Bangui)が「かつてない水準の暴力」に見舞われ、この3日間で30人の遺体を収容したと、赤十字国際委員会(International Committee of the Red CrossICRC)の代表団長が31日に明らかにした。

 赤十字によるとバンギでは戦闘で、死亡した30人の他に60人が負傷した。赤十字国際委員会のゲオルギオス・ゲオルガンタス(Georgios Georgantas)代表団長は、「かつてない水準の暴力」に大きな懸念を抱いていると語った。

 ゲオルガンタス氏は、関係当局と、バンギの飛行場近くに駐屯している約7000人のフランスとアフリカ諸国から派遣された兵士らに対し、既に何十万人もの住民が逃げ出したバンギの治安を維持する責任を果たすよう強く求めた。