【1月28日 Relaxnews】米国人旅行者たちは、仏菓子マカロンの香り漂うパリ(Paris)を散策するよりも、英国の首都ロンドン(London)でフィッシュ・アンド・チップスをお腹いっぱい食べる旅を好むようだ。宿泊予約サイト「Hotels.com」が行った最新調査で、ロンドンが米国の旅行者が訪れる観光地ランキングのトップに躍り出たのだ。

「Hotels.com」が独自の「ホテル・プライス・インデックス(Hotel Price IndexHPI)」に基づいて作成した2013年に米国人が旅行で訪れた都市のランキングは米国市場のみが対象ではあるが、ロンドンがパリを抑えた結果となった。

 2013年の外国人旅行者数をめぐっては、ロンドンを訪れた外国人旅行者数が1600万人に達するとの見通しが発表になり、フランスの政府関係者やメディアはパリが誇ってきた「世界で最も多くの旅行者が訪れる街」の座をロンドンに奪われると大騒ぎになっていた。

 他には、急速なカナダドル安と「心奪われるアート」に後押しされカナダのトロント(Toronto)が、イタリアのローマ(Rome)を抑えて堂々の3位に輝いた。

 Hotels.comによる2013年版の「米国人旅行者に人気のある外国の都市トップ10」は以下の通りで、このトレンドは2014年も続くと予想されている。

第1位:ロンドン
第2位:パリ
第3位:トロント
第4位:ローマ
第5位:バンクーバー(Vancouver)、カナダ
第6位:東京(Tokyo
第7位:香港(Hong Kong
第8位:モントリオール(Montreal)、カナダ
第9位:バルセロナ(Barcelona)、スペイン
第10位:ナイアガラの滝(Niagara Falls)、米国・カナダ

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