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コケモモで肥満・糖尿病を予防、マウス実験で効果

2014年1月27日 15:16 発信地:ストックホルム/スウェーデン

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コケモモで肥満・糖尿病を予防、マウス実験で効果
米ニューヨーク(New York)のスーパーマーケットに並ぶベリー類(2010年2月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/EMMANUEL DUNAND

【1月27日 AFP】スカンジナビア料理によく使われる果物の「コケモモ」には、体重増加や高血糖、高コレステロールの予防を助ける効果があるかもしれないとの最新の研究結果が23日、スウェーデンの研究チームから発表された。研究結果は今月、英学術誌「Nutrition and Metabolism」に掲載される。

 スウェーデン・ルンド大学(Lund University)の研究チームは、過体重の人間のモデルとして脂肪を蓄えやすい傾向を持つマウスを用いて、高脂肪の餌と様々な種類の「ベリー類」などの果実を3か月間マウスに与える実験を行った。

 ルンド大の糖尿病研究者、カリン・バーガー(Karin Berger)氏は、AFPの取材に「高脂肪の餌を与えたマウスの体重増加を抑えるという点で、コケモモは最も優秀だった」と語った。

 コケモモと高脂肪の餌を与えたマウスのグループは、同期間に低脂肪の餌を与えたマウスのグループよりも体重が増加しておらず、血糖値も増えなかった。

 またコレステロール値も、ベリー類を補助的に与えず高脂肪の餌だけを与えたグループに比べて低かった。

■抗酸化物質「ポリフェノール」が関係?

 実験にはコケモモの他に、ビルベリー、ラズベリー、ガンコウラン(クラウベリー)、ブラックベリー、スモモ、アサイーなどの果実類が用いられた。

 研究チームは、ダイエット効果を持つ「スーパーベリー」として販売されているブラジル産アサイーが、マウス実験では全く逆の効果を示すことを発見して驚いたという。

 アサイーは「体重増加と肝臓の脂肪蓄積量の増加」につながったと、研究チームは声明の中で説明。またコケモモが示した結果については、抗酸化物質「ポリフェノール」が含まれることに起因している可能性があるとも指摘している。

 研究チームは同様の実験を人間で行うことを計画しているが、実験の開始日はまだ決まっていない。

 研究チームによると、マウスには餌全体の最大2割に相当するコケモモを与えたという。バーガー氏は声明の中で「人間がそれほど多くのコケモモを食べることは現実的ではない」と述べた。

「目標は、『高脂肪』のマウスでみられたような劇的な効果を生み出すことではなく、もっと普通の食事をベリー類で補うことで肥満と糖尿病を防ぐことだ」

(c)AFP

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