【1月22日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)のジェローム・バルク(Jerome Valcke)事務局長は21日、サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の会場の1つであるクリチバ(Curitiba)のスタジアムについて、建設作業の進捗に大きな改善がみられない場合、同地のスタジアムが試合会場から外れる可能性を示唆した。

 バルク事務局長は、「スタジアムがなければ試合を開催することはできない。状況は限界に達しつつある」とコメントした。

 本大会へ向けた開催国ブラジルの準備について、これまで批判的な言葉を避けてきたバルク事務局長だが、今回はクリチバが試合会場から外れないためにも、作業が急ピッチで進められることを期待すると語った。

 クリチバでは、前回大会優勝国スペイン対オーストラリアの試合を含め、グループリーグの4試合が行われる予定となっている。