【1月17日 AFP】映画芸術科学アカデミー(Academy of Motion Picture Arts and SciencesAMPAS)は16日、第86回アカデミー賞(Academy Awards)の各部門でのノミネート結果を発表した。

 ハリウッド(Hollywood)で最も栄誉ある同賞の最多10部門でノミネートされたのは『アメリカン・ハッスル(American Hustle)』と『ゼロ・グラビティ(Gravity)』。これに『それでも夜は明ける(12 Years A Slave)』 が9部門で続いた。部門数で突出しているのはこれら3作品だ。

 ノミネート数で前出の3作品に続いたのは、ソマリア沖で起きた海賊事件を映画化した『キャプテン・フィリップス(Captain Phillips)』とモノクロのロードムービー『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(Nebraska)』の6部門。それとマーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)監督の『ウルフ・オブ・ウォールストリート(The Wolf of Wall Street)』と近未来的なラブストーリー『her/世界でひとつの彼女(Her)』の5部門だ。

 ルールの変更によって、ここ数年は作品賞部門に5~10本がノミネートされている。今年の9本という数字は競争の激しさをそのまま反映したものとなっている。