メディアは友人の話として、トリルベレールさん側はオランド氏がガイエさんとの関係さえ断てば、同氏を許して関係修復に努める意思があると伝えている。

 フランスではメディアも政界も、公人の私生活に踏み込んでいるとみられる問題については大騒ぎしないのが伝統となっており、不倫疑惑が報じられても最初は各方面冷静な対応を示していた。

 しかし、事実上の大統領夫人であるトリルベレールさんには現在5人のスタッフが税金で雇用されており、この疑惑がきっかけでオランド氏との関係解消もあり得ることが明らかになるや否や、本件はまっとうなニュースとして取り沙汰されることとなった。(c)AFP/Angus MACKINNON