【1月15日 AFP】女優との不倫が報じられたフランスのフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領(59)は14日、今回の騒ぎを「私的に対処する」と述べ、事実婚パートナーであるバレリー・トリルベレール(Valerie Trierweiler)さん(48)との将来についての質問への返答を避けた。

 オランド氏は先週、ブロンドで18歳年下の女優、ジュリー・ガイエ(Julie Gayet)さん(41)と不倫関係にあると報じられ、事実上のファーストレディー(大統領夫人)であるトリルベレールさんはそれに伴うストレスで10日から入院中だ。

 大勢の報道陣が待ち受ける中、パリ(Paris)の大統領府エリゼ宮(Elysee Palace)で開かれた同日の記者会見に硬い表情で臨んだオランド氏は、トリルベレールさんとの関係が「苦境」にあることを認め、来月の訪米前に2人が現在どのような状態にあるかをはっきりさせる意向を示唆した。

 トリルベレールさんは、オランド氏の公式訪問に同伴するため米国側から招待を受けており、2人は米ホワイトハウス(White House)での宿泊も予定している。