【1月4日 AFP】テニス、ブリスベーン国際(Brisbane International 2014)は4日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第2シードの錦織圭(Kei Nishikori)が7-5、4-6、3-6でオーストラリアのレイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt)に敗れ、決勝進出を逃した。

 ヒューイットが持ち味であるファイティング・スピリットを前面に押し出し、第2シードの錦織を破った。

 第1セットを落としたヒューイットだったがそこから逆転勝利をおさめ、オーストラリアでの準決勝連続無敗記録を9に伸ばした。

 コートの気温が摂氏41度を記録した試合で、32歳のヒューイットは8歳若い錦織よりも力強いテニスを終盤に見せた。

 錦織は第1セットから第2セットの中盤まで主導権を握り、自身のサービスゲームを楽々と獲得する一方で、ヒューイットのサービスゲームでは圧力をかけ続けた。

 第1セットの終盤でブレークを奪い、第2セット序盤でもさらなるブレークのチャンスを作った錦織だったが、その後はヒューイットに主導権を握られる展開になった。

 終盤に錦織のサービスゲームをブレークして5-4と先行し、第2セットを制したヒューイットは、続く第3セットも最初のゲームをブレークすると、そのままロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)対ジェレミー・シャーディ(Jeremy Chardy、フランス)の勝者と対戦する決勝へ駒を進めた。(c)AFP/William WEST