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南極海でロシア船が立ち往生、厚い氷が救助船も阻む

2013年12月28日 10:08 発信地:シドニー/オーストラリア

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南極海でロシア船が立ち往生、厚い氷が救助船も阻む
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南極海で立ち往生しているロシアの「アカデミック・ショカリスキー(MV Akademik Shokalskiy)」号(2013年12月27日撮影、豪ニューサウスウェールズ大学気候システム科学研究センター提供)。(c)AFP/www.footloosefotography.com/Andrew Peacock

【12月28日 AFP】南極海で立ち往生しているロシア船の救助に向かった中国の砕氷船が厚い氷に進路を阻まれ、救助作業が行き詰まっている。オーストラリア海洋安全局(Australian Maritime Safety AuthorityAMSA)が28日明らかにした。

 ロシアの「アカデミック・ショカリスキー(MV Akademik Shokalskiy)」号の救助活動を取り仕切るAMSAによると、中国の砕氷船「雪龍(Xue Long)」は調査船から約6.5カイリの位置まで来ていたという。

 AMSAの報道官は、「中国の砕氷船は、砕くことのできない厚い氷に進路を阻まれた。アカデミック・ショカリスキーには到達できないので引き返している。残念ながら救助計画は行き詰まってしまった」と述べた。

 観光客や科学者ら74人が乗っているアカデミック・ショカリスキー号は、仏デュモン・デュルビル基地(Base Dumont D'Urville)の東方約100カイリの地点で24日から立ち往生している。

 雪龍の他に2隻がアカデミック・ショカリスキー号の救助に向かっている。その中で最も高い砕氷力を持つオーストラリアの砕氷船オーロラ・オーストラリス(Aurora Australis)が現場付近に到着するのは29日以降の見込みで、雪龍が到達したところより先に進めるかどうかは現時点では分からないという。

 AMSAは29日に、気象条件が良いうちに雪龍に搭載されているヘリコプターでアカデミック・ショカリスキー号に乗っている人たちを救助することなども検討するとしている。(c)AFP

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