【12月25日 AFP】シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)は25日、シリア政府軍による同国アレッポ(Aleppo)と周辺地域への空爆が11日目も行われ、24日夜までの死者数が子ども117人を含む400人以上に達したと発表した。

 シリア人権監視団によると、15日から続く空爆による死者は24日夜までに410人に達した。死者のうち34人は女性だという。シリア政府軍は爆発物をたるに詰めた「たる爆弾」を投下しており、25日にも反体制派が掌握するアレッポ東部の地区に爆撃が行われたという。

 反体制派が昨年7月にアレッポへの大規模襲撃作戦を実施して以降、アレッポは政府軍制圧地域と反体制派掌握地域が点在する状態が続いている。(c)AFP