【12月4日 AFP】欧州南天天文台(European Southern Observatory)は先月25日、天の川銀河に最も近い銀河の一つ、大マゼラン雲(Large Magellanic Cloud)の最新画像を公開した。

 天文学者らはESOの超大型望遠鏡VLT(Very Large Telescope)を用い、詳細がまだ解明されていない大マゼラン雲の中の領域「NGC 2035」について調査を行っている。


 公開された新たな画像には、誕生したばかりの高温の星たちが、周囲のガスや塵の雲を変形させている様子が写っている。また画像の左側には、超新星爆発によって死んだ星のフィラメントが周囲に及ぼす影響もうかがえる。(c)AFP