【11月21日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は20日、12月に行われる13クラブW杯(2013 FIFA Club World Cup)で、FKの壁の位置を示すために、いわゆる消えるスプレーを使用し、審判の負担とイエローカードの数を減らすことを目指すと発表した。

 FIFAは声明で、モロッコで12月11日から21日にかけて行われるクラブW杯で、消えるスプレーを使用すると発表した。スプレーは今年すでに、U-20W杯トルコ大会(FIFA U-20 World Cup Turkey 2013)とU-17W杯UAE大会(U-17 World Cup UAE 2013)で試験導入されている。

 消えるスプレーは、ピッチに泡を吹きつけて、FKの際の守備側の壁の位置を示すもので、1分以内に消える。

 今大会では、主審がボールと最も近い守備者との規定の30フィート(9.15メートル)を歩測した後に、スプレーを使って白い線が引かれ、壁の位置が正確に示される。

 スイス出身の審判として第一線で活躍し、現在はFIFAのレフェリング部門を統括するマッシモ・ブサッカ(Massimo Busacca)氏は、消えるスプレーはテストで使用した審判団から歓迎されたとコメントした。

「スプレーは有用かつ助けになるというのが、大多数の審判の意見だった。スプレーには明らかな予防効果がある。使用した2大会では、距離が常に守られたことで、壁を近づけようとする行為に対してイエローカードは1枚も出ずに済んだ」

 FIFAはクラブW杯でさらなる評価を行い、それをもとに今後の国際大会でも使い続けるかどうかを判断する。(c)AFP