【11月19日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は18日、無人火星探査機「メイブン(MAVENMars Atmosphere and Volatile EvolutioN)」の打ち上げに成功した。火星の暖かな気候と水がなぜ失われたのかを知る手掛かりを求めて、その大気に関する調査を行う。

 メイブンを載せたアトラスV(Atlas V)401ロケットは当初の予定通り、米フロリダ(Florida)州ケープカナベラル空軍基地(Cape Canaveral Air Force Station)から午後1時28分(日本時間19日午前3時28分)に打ち上げられた。

 探査機はその52分後、ロケットから無事切り離された。NASAのフライトディレクター、オマール・バエズ(Omar Baez)氏は、打ち上げ・切り離し共に「非の打ちどころがなかった」と表現した。

 メイブンが火星に到達するのは、10か月後の2014年9月になる見込み。その2か月後に開始されるミッションでは、火星表面から6000キロメートル離れた軌道上を周回しての探査が主となるが、上空125キロまで降下する調査も5回予定されている。

 6億7100万ドル(約671億円)を掛けてつくられたメイブンは、かつて水が存在し、生命に適した環境だった可能性がある火星が、なぜ乾いた不毛の惑星となったのかを解明することを目指している。(c)AFP