ワグナーが大会連覇、エリック・ボンパール杯
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【11月17日 AFP】13-14フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、エリック・ボンパール杯(Trophee Eric Bompard 2013)は16日、フランス・パリ(Paris)のベルシー体育館(Palais omnisports de Paris-Bercy)で女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、米国のアシュリー・ワグナー(Ashley Wagner)が合計194.37点で大会連覇を達成した。
22歳のワグナーは、アデリナ・ソトニコワ(Adelina Sotnikova)、アンナ・ポゴリラヤ(Anna Pogorilaya)といった10代のロシア勢を抑え、表彰台のトップを守った。
ソトニコワは189.81点で2位に、ポゴリラヤは184.69点で3位に入った。
ワグナーは、セルゲイ・プロコフィエフ(Sergei Prokofiev)氏作曲の『ロメオとジュリエット(Romeo and Juliet)』に乗せたFSの演技がソトニコワに次ぐ2位となったものの、前日のショートプログラム(SP)でのリードが生きた。
「うれしいけど今日の演技は完璧じゃなかった」と語ったワグナーは、中国杯(ISU Grand Prix of Figure Skating Cup of China 2013)を制したポゴリラヤ、同大会でも2位に入ったソトニコワとともに、GPファイナル出場を決めている。
17歳のソトニコワは、カミーユ・サン・サーンス(Camille Saint-Saens)作曲の『序奏とロンド・カプリチオーソ(Introduction et Rondo Capriccioso)』に乗せた演技を終えると、感極まった様子を見せた。
「長い間できなかった滑りがやっとできた」
「今は感情を抑えきれない。この2年間で初めてフリーの演技をきれいに滑れた。次はGPファイナルで上手くできたらうれしい」
(c)AFP/Emmeline MOORE