ロータスのライコネン、腰手術で今季の残り2GPを欠場
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【11月11日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するロータス (Lotus F1 Team)は10日、キミ・ライコネン(Kimi Raikkonen、フィンランド)が負傷のため今季の残り2レースを欠場すると発表した。
このため、2007年に総合優勝を飾ったライコネンのロータスでの最後のレースは、前週のアブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2013)となった。
来季からフェラーリ(Ferrari)へ移籍する34歳のライコネンは、F1へ復帰するチャンスを与えたロータスに昨シーズン加入したが、このところはチームと険悪な関係が続いており、最後は腰の手術という形で去ることとなった。
両者の不和が顕在化したのはアブダビGPの行われた前週末で、総合争いで3位につけるライコネンは、今季は一度もチームから給与が支払われておらず、状況が改善しない限りはシーズンの残り2大会をボイコットすると語っていた。
アブダビGPでライコネンは、予選後の車両検査の結果によりグリッドの最後尾へ降格となり、決勝は第1コーナーでリタイアした。しかしながら、レース後には給与の問題はすでに解決したと語っていた。
ロータスは残る米国GP(United States Grand Prix 2013)とブラジルGP(Brazil Grand Prix 2013)の代替ドライバーについて、追って発表するとしている。(c)AFP